ども、kotaro(@kotaronline)です。
こちらの記事で紹介したプレイリスト登録曲の紹介記事、第3弾は『希望の路』です。
YMOが日本語詞の歌ものに大きく舵を切ったアルバム、『浮気なぼくら』に収録された曲ですが、実際に耳にしたのはリアルタイムではなく、散開後に発売されたベストアルバム、『SEALED』を入手してからでした。
歌ものの音楽制作をメインに活動している今の姿からは想像出来ないかもしれませんが、もともとはインスト志向が強かったのです。YMOの、『ライディーン』や『テクノポリス』に歓声を上げる一方で、流行歌をインストゥルメンタルに編曲することにも関心がありました。イージーリスニングだったり、ニュー・サウンズ・イン・ブラス(ポピュラー楽曲を吹奏楽に編曲したシリーズ)といったあたりに興味があったわけですね。中学生、いや、小学生のころから、「将来は編曲家になりたい!」と思っていました。そのためにどうすればいいのかは、さっぱりわかっていませんでしたが……。
そんな時分にこの曲に触れ、「ああ、歌っていいなあ」と衝撃を受けました。正直、YMOの曲って、歌入りの曲のほうが実は多かったりするのですが、ここまで、「ガツン」と来たのはこの曲が一番だったのですね。実際に歌ものポップス中心に音楽を聴くようになるには、このあと少しタイムラグがあったのですが、「この曲に触れなかったら、今歌もの中心に音楽作ったりしてないかもしれないなあ」と思うと、何とも感慨深いです。
……でも、作曲した高橋幸宏さん、どこかで「この曲はあんまり気に入っていない」みたいなこと語ってたような気もするのですが、どのメディアだったかな。😅
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